テレビ会議は音声が大事

2015年8月1日

sound

HD対応のきれいな映像やPCの画面の共有など最新のテレビ会議システムは機能の高度化が著しいですが、なんといっても一番大事なのは音声です。

会議中カメラが故障して映像が送れなくなっても会議の続行が可能なことは多いですが、マイクが故障して音声が送れなくなったときに会議を続行できることはないでしょう。

映像に目が行きがちなテレビ会議ですが、音声の方がより重要。言われてみれば当たり前ですが。

その音声についてです。

電話でも音声が悪いと辛いものですが、まあ短時間なことが多いですしなんとかならないこともありません。しかし、1時間、2時間と続く会議で音声が悪いと辛さは電話の比ではありません。いつの間にかとても疲れていることになります。

その音声も以前に比べると劇的に改良されています。

当初はテレビ会議の音声は3.4kHzという固定電話と同等の品質で使われていました。これが長時間会議をしていると結構疲れます。

これが音声の圧縮方式の機能向上で7kHz、14kHz、20kHzと上がってきました。7kHzでFMラジオ並み、20kHzだとCD並みです。個人的には7kHz以上あるとかなり会議が快適にできると感じています。現在はほとんどの機器で7kHzには対応しています。ちなみに最近ドコモが音質のよさをPRしているVoLTEというのも7kHzに対応のようです。

ここから更に快適さを求めると、会議室にもよりますが、スピーカー等をいいものにする方向になっていきます。テレビの音声でいいのでは?と私も以前思っていましたが、BOSEのスピーカーを使っているお客様のテレビ会議の音声を聞いて、「ああ、これはいい!」とだいぶ前に思ったことがあります。

たまには音声に目を向けるとテレビ会議がぐっと快適になると思います。

 

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