資料の共有 テレビ会議の技術紹介

2015年10月6日

packagedsolutions

PCの資料を見ながら会議を行うのが一般的になってから15年くらいになりますでしょうか。プロジェクターもずいぶん安くなりました。

テレビ会議でも資料送信が一般的になりました。2003年に国際標準となったH.239という規格を各メーカーが取り入れたのが大きく、それ以前は各メーカーが独自にテレビ会議をしながら資料も共有としていたのが、メーカーが異なっても資料共有が行えるようになりました。

PolycomではVSXシリーズではVisualConcertというオプションのアダプタの利用、Sonyではデータソリューションボックスというオプションのアダプタの利用、TANDBERGではオプションのライセンス購入と形態は違いましたが、いずれもPCからのRGBケーブルをつないで、PCのデスクトップ画面を相手側に送るという使い方です。

PCの解像度でそのまま資料が送られるということでストレスも少なく、会議が行えるようになりました。最初はまだ利用が多かったISDN回線では資料の送信に時間がかかる(パワーポイントの資料をめくっても相手に見えるまでに10秒くらいかかる)という欠点も、ブロードバンド回線等を利用する形に変わって問題なくなりました。

多地点間でも資料送信が行えるので、いまではすっかり普及しましたがいまだに大体オプション扱いなので利用されていない方も多いと思います。まだご利用なっていない方は一度利用を検討してみてはいかがでしょうか。

 

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