インターネットを利用してテレビ会議を行う場合の設定について(NATの利用など)

2019年6月12日

中継回線にインターネットを利用してテレビ会議をする場合に注意が必要

なのはNAT(アドレス変換)を使っている場合です。

 

ブロードバンド回線を利用してブロードバンドルータを使い、プロバイダ

と契約して使うような形態です。

 

一般の家庭では通常このような形でインターネットを問題なく利用できて

いるので何を注意するの?と思うかもしれません。

 

しかし、H.323という方式を使うテレビ会議システムではNATが入る場合

には注意が必要なのです。

 

それではNATが入る場合の注意事項を説明します。

 

(1)グローバルアドレスは固定で

プロバイダと契約する際にはIPアドレスは固定のプランを選択ください。

自動取得の設定ですと運用が困難です。

 

(2)テレビ会議システムにNATの設定を

テレビ会議システムにはどのメーカーの機器にもNATを利用する場合の

設定項目があります。ここにプロバイダより取得したグローバルアドレス

を設定します。

 

(3)ルータに設定を

ルーターにポート転送の設定が必要になります。

 

以下に簡単にまとめた資料があります。ご覧ください。

 

NAT設定

実際の設定はテレビ会議システムの機種やルータの機種により異なります。

不明点あればお気軽にお問い合わせください。

 

 

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