インターネットを利用してテレビ会議を行う場合の設定について(NATの利用など)
中継回線にインターネットを利用してテレビ会議をする場合に注意が必要
なのはNAT(アドレス変換)を使っている場合です。
ブロードバンド回線を利用してブロードバンドルータを使い、プロバイダ
と契約して使うような形態です。
一般の家庭では通常このような形でインターネットを問題なく利用できて
いるので何を注意するの?と思うかもしれません。
しかし、H.323という方式を使うテレビ会議システムではNATが入る場合
には注意が必要なのです。
それではNATが入る場合の注意事項を説明します。
(1)グローバルアドレスは固定で
プロバイダと契約する際にはIPアドレスは固定のプランを選択ください。
自動取得の設定ですと運用が困難です。
(2)テレビ会議システムにNATの設定を
テレビ会議システムにはどのメーカーの機器にもNATを利用する場合の
設定項目があります。ここにプロバイダより取得したグローバルアドレス
を設定します。
(3)ルータに設定を
ルーターにポート転送の設定が必要になります。
以下に簡単にまとめた資料があります。ご覧ください。
実際の設定はテレビ会議システムの機種やルータの機種により異なります。
不明点あればお気軽にお問い合わせください。