Microsoft Teams Rooms Basicを契約して無料でテレビ会議サービスを利用する(1)Teams Roomsとは

2022年11月24日

Microsoft Teamsを利用した会議が人気です

多くの会社で利用されているマイクロソフト社の「Microsoft 365」

Excel、Word、Powerpointなどのオフィスソフトの他にOutlookやMicrosoft Teamsといったコラボレーションサービスも含まれたビジネス用アプリ群です。

コロナ禍に入ってリモートワークも増えてきている中、Teamsを使ったテレビ会議も非常に増えてきています。

一般的にはリモート用のテレビ会議としてはZoomも多く使われていますが、社内の利用であれば既に契約に含まれていて追加のお金がかからないTeamsがコミュニケーションツールとして選ばれるのも自然なことです。マイクロソフトしてTeamsとしてのテレビ会議は最近ではありますが、それ以前にも、LyncやSkype for Businessというサービス名でテレビ会議サービスを提供してきており、安心して利用できるサービスといえるでしょう。

映像音声と合わせて資料を共有したりチャットをしたり。

PCでもタブレットでもスマホでも使えたり、と多くのWeb会議と同等以上の機能を持っています。

更には共同で作業をするための機能もあり、コラボレーションをするためには必要十分な機能があるといえます。

サービスとしては無料版と有料版があり、無料版でも機能は豊富ですが、利用時間などの制限があり利用シーンによっては十分でない場合もあります。

これらのことは他のサービス事業者のサービスでも同様のことがありますが、一番の違いはMicrosoft 365 Business StandardというExcelやWordといったオフィス商品のライセンスを契約していれば無料でMicrosoft Teamsの有料版を使えるということです。

既にExcelやWordを使っていればTeamsの利用に「追加費用がかからない」ということですね。

会議室からTeamsに参加するには

リモートワークでの利用ですと通常はパソコンを利用しての会議参加になりますので、インストールされているTeamsのアプリを利用してミーティングという形になります。

しかし、オフィスで参加するのが複数名であれば、通常は会議室に集まってとなると思います。

そこでTeamsの使い方として、めいめいの参加者が自分のPCを持ち込んでそれぞれ参加するという方法もありましょうが、複数のPCからスピーカーで音声が出てくると他のPCのスピーカーの音声をマイクで拾ってそれを送り返すので音声が回ってしまい会議にならなくなります。

すると、参加者はヘッドフォンを使うしかなくなりますが、会議室内で参加者同士の話がしにくい状況になります。

そこで、会議室には会議室専用のPCとTeamsのアカウントを用意して、テレビ会議用の外部カメラ・外部マイクを利用するという形になります。

確かにしっかりしたカメラやマイクを用意すればこの方法でも問題ありません。

ただし、なんだかPCがうまく起動しないとか、設定や配線がおかしくなってなんだかおかしい。。といったたまによくあるトラブルの心配はなくはありません。

また、会議室に常設するにはカメラ・マイク以外に専用のパソコンとMicrosoft 365のライセンスが専用に必要になります。

Teams Roomsとは

こういった課題に対応して用意されているのがTeams RoomsというTeamsに対応した専用のテレビ会議システムです。

Teams Roomsというのは商品名ではなく、Teamsに対応した専用の装置のうち、Microsoft社が認定したメーカー・機種の一群を指します。

TeamsがインストールされたPCやAndroid端末で、カメラ・マイク・本体というセパレートタイプの機器と、マイク内蔵のカメラバーにAndroid端末が内蔵されているような一体型の機器があります。こちらの機器があればパソコンは不要です。

専用の装置なので、トラブルの可能性もかなり低いです。

【Teams Rooms】

Poly Studioシリーズ
Logitech Tap with Rally
Neat Bar + Neat Pad

 

Yealink MeetingBar Series

 

Lenovo ThinkSmart Hub Gen 2 rooms systems

上記以外にもあります。詳しくはMicrosoft のサイトをご覧ください。> Microsoft Teams Roomsのページ

 

Teams Roomsライセンス

このTeams Roomsを利用するには1台ごとにMicrosoftからライセンスを購入して利用する必要があります。

このライセンスの種類は2種類あります。Teams Rooms BasicとTeams Rooms Proです。

機能的には通常の利用方法ではBasicでも十分です。

一番大きな違いはライセンスの最大数がBasicだと最大25までという点と、価格です。Basicは無料、Proは有料です。

Teams Roomsを設置する会議室が会社全体で25以下であればBasicが非常にお勧めといえるでしょう。

 

価格表(2022年11月18日現在)  マイクロソフトのサイトはこちら

 

機能比較(2022年11月18日現在) マイクロソフトのサイトはこちら

 

(2)「Teams Rooms Basicの申込み方法」に続きます。

 

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