テレビ会議システムの寿命
テレビ会議システムの製品の寿命ってどのくらいでしょうか。
寿命といってもいろいろな意味があります。
(1)壊れて使えなくなってしまう。
(2)保守や部品の交換が受けられない状態で壊れてしまう。
(3)陳腐化してしまいもう使えなくなってしまう。
私の経験から簡単に見てみましょう。
(1)壊れて使えなくなってしまう。
個々の機器としては機械なので故障してしまうこともありますが、
全体としての故障は結構少ないと思います。もちろん使う環境や
使い方にも左右されますが5、6年使っても故障するのは数%
程度かと思います。10年くらい故障なしで利用できるものも
結構多いと思います。
ただし保守対応が受けられる状況であれば費用はかかりますが
使い続けることはできます。
(2)保守や部品の交換が受けられない状態で壊れてしまう。
メーカーによりますが販売終了後数年(5年くらいが多いでしょうか)
たつと保守対応や部品販売が終了してしまうことが多いです。
そこで故障してしまうと使い続けることが即座にできなくなって
しまいます。かなり困った状況になります。
(3)陳腐化してしまう
これには2つの要因があり、ひとつは新製品の機能アップです。
性能が上がって品質がよくなったり機能が追加された場合には
そちらの製品に切り替えざるを得ない場合も出てきます。
そうすると機器としてはまだ使えますが全面更改となります。
二つ目は利用する環境が変わって使い続けるのが費用面で難し
くなる場合です。以前は主流だったISDN回線ですが、光回線
の普及とともにずいぶんコスト高となってしまいました。
使い続けることもできますが、費用を考えたらブロードバンド
に対応した機器に更改した方が安いとなりました。
新機能や性能アップに多少目をつぶれば10年くらいは問題なく
使えると言えます。ただしメーカーの保守対応が終わってしまう
とちょっとした部品の故障でも使い続けることができなくなるの
で、買い替えるのが一般的です。
まだまだ使える機械なのでせっかくだから長持ちさせて
使いたいというお客様に向けて当店では部品も含めて品揃えを
しています。在庫ないものでも要望あればお探ししますので、
諦めずに一度ご相談ください。