テレビ会議システムが故障してお困りの方、ぜひ相談ください!
それほど頻繁に故障するものではないですが、機械の宿命として故障がないとはいえないテレビ会議システム。
販売店からは購入時に保守契約の締結を勧められると思いますが、台数も多くなると保守費用もそれなりにかかるので「故障した時に修理すればいいかな。」と考える方もそれなりに多いと思います。
また、メーカーの保守期間が終了しても「まだまだ便利に使えるから」「更改の予算が使えないから」といった理由で使い続けるケースも多いと思います。
そして、ほとんどの故障は急にやってきます。「先週は問題なく使えていたのに、急にカメラの映像が映らなくなった。。」など。
故障の際に困ること
メーカーと保守契約をしていない場合にはなかなか販売店でも十分なサポートができないことが多いです。商品がメーカーサポート対象の期間であれば有償での保守をしてもらうことも可能な場合もありますが、故障部位の切り分け作業や、修理の手配を自前で行うしかない場合もあります。
故障部位の切り分け作業
サポート期間終了等でメーカーや販売店などに修理作業を依頼できない場合には自前で切り分け作業を行って、交換用パーツの手配をするといったことが必要になりますが、これはなかなか難しいことです。
多くのテレビ会議専用機はカメラ・マイク・リモコン・コーデック(システム本体)とケーブル類で構成されています。故障が発生する場合は通常はそのうちのどれか一つに不具合が発生するケースがほとんどで、複数のパーツが同時に故障するということはめったにありません。
故障の復旧のためには不具合のパーツを見つけてそれを交換するのが一般的です。そのためにはまずはどこに不良が発生しているかを見つける「切り分け」という作業が行われます。
ケーブルが破損しているとか、カメラが落下してしまったなどの現象があればあたりをつけるのも簡単ですが、普通に使っているなかで故障が発生した場合には一つづつ調べる必要があります。その際には通常は正常とわかっているパーツと一つ一つ交換して動作を確認します。
カメラのみ交換してみたら映像が正常になったということであれば、もともとのカメラが故障したという可能性が非常に高いと言えます。(まれに、カメラの設定が変更されていたというようなこともあるので、故障していたということは確実ではないですが、原因がカメラに絞られたとは言えます)
このように切り分け作業は故障の復旧に非常に重要ですが、切り分け作業用に機器一式が必要になります。
この切り分け作業用の機器一式が重要で、これがあれば詳しいことはよくわからなくても故障がどこにあるかは比較的に簡単にみつけられます。逆に言うとベテランのエンジニアでも切り分け用の機器がなければどこが悪いかは容易には判別がつきません。
修理用のパーツ
故障部位がわかればそのバーツを正常なものに取り替えます。
「あれ?壊れているものを修理するのではないのかな?」
と思う方も多いと思いますが、実際に故障したパーツを修理して返してくるメーカーは多くなく、ほとんどのメーカー保守も良品との交換対応です。すぐに会議で利用したいのに修理など待っていられないということもありますし、グローバルで展開しているメーカーでは国内に修理する部署がないというのはザラで、とにかく故障したパーツを交換というのが基本です。
そして、保守契約をしていない場合にその修理費用(交換パーツの手配費用)はかなり高額なことが多いです。聞いた話ではありますが、「ボリュームディスカウントで1台50万円程度で購入した機器のカメラが故障したので交換品の手配をお願いしようとしたら80万円くらいかかると言われてびっくりした。」といったこともあるようです。。
更にメーカーサポートが終了している場合には交換品をメーカーから入手することはできません。
その場合には販売店等にまだ残っていれば流通在庫を手配するか、なければ中古品を探すか、あきらめてシステムを更改するという形になります。
新品が手配できるのであればそれでもいいと思いますが、当店では中古品のパーツを多く持っておりますのでお役に立つことができます。
当店でお役に立てること
メール・電話でのサポート
故障でお困りの際はメールもしくは電話にてご相談ください。当店でお買い上げの商品に限らず対応させていただきます。対応可能な機器は基本的に当店で取り扱いしている機器になります。
対応可能なテレビ会議システムのメーカー:Polycom / Cisco / SONY / Panasonic / Lifesize
お問合せこちらからお願いします。
切り分け用機器の貸出し
故障の発生部位を確認するために切り分け用の機器が必要となった場合には機器を無償にて貸出いたします。故障した機器のパーツを交換してどこに不具合があるかを確認いただけます。
例えばカメラの映像が表示されない場合には、まずはカメラを取り替え、改善しなければカメラケーブルを取り替え、それでも改善しないようであれば本体を取り替えるといった手順で切り分けを行うことにより、故障発生したのがどこかを確認できます。
ハードウェアの不良ではなく、テレビ会議システムの設定が変わってしまったための不具合や、テレビモニタや通信機器等の外部機器の構成や設定、故障等の原因でうまく動作しないケースもよくあります。
その際も切り分け用の機器があればテレビ会議システムの問題なのか、それ以外の問題なのかを切り分けすることが容易となります。
交換用パーツの販売
故障部位の切り分けができればそのパーツを交換すれば通常は問題なくなります。メーカーのサポート期間内の機器であれば交換用のパーツを購入可能な場合もありますが、商品によってはかなり高額になることもあります。また、メーカーのサポート期間が終了している場合には取り寄せができないことになります。
当店では中古でのパーツを多く用意しており、入荷したものの中で、「動作が確認できており、目立った傷等がないもの」を販売しております。メーカー取り寄せのパーツが思ったような価格ではない場合や、取り寄せできない商品の場合にはお勧めです。多くの商品のパーツを用意しております。サイトに掲載していないものでも取り寄せ可能なものもありますのでお気軽に相談ください。
故障でお困りの際のお問い合わせはこちらからお願いします。