テレビ会議技術情報 IPネットワークについて

2016年7月8日

テレビ会議を利用するにあたって通信ネットワークの利用が不可欠です。

 

少し前まではISDN回線も利用されていましたが現在はほとんどが

IPのネットワークになっています。

主なIPネットワークの種類と使い方は以下の通りです。

 

(1)社内ネットワーク

多くの会社は社内のネットワークを構築していると思います。

メールのやりとりやファイルの共有や社内システム等で利用している

ネットワークです。本社と営業所、工場の間や社内のサーバー類が

つながっているネットワークです。

 

回線帯域の問題もありますがこの社内ネットワークにテレビ会議も

つないで利用している会社も多いです。

 

社内ネットワークには信頼性の高い通信キャリアのVPN網を利用する

場合やインターネットを利用したインターネットVPNなどの方式が

あります。詳細は社内のシステム管理者に確認すればわかるでしょう。

 

(2)インターネット

テレビ会議の通信負荷を懸念して社内ネットワークは利用しない場合や、

社内ネットワークを構築していない小規模な組織での利用、外部との

通信を行うため社内ネットワークでは用をなさない場合などでは

インターネットもよく使われます。

 

モバイルネットワークでの利用もできないわけではありませんが、通信

の安定性を考慮すると固定回線(できれば光ファイバーの回線)が適して

います。

 

テレビ会議システムで標準的に利用されるH.323という方式では

インターネットのNAT(アドレス変換)の仕組みと相性がよくない

ため、利用には注意が必要です。

→詳細はこちらをご覧ください。

 

 

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