電話会議システム Polycom Soundstation2

コロナウィルスの影響で遠隔会議が注目を浴びています。一般的にはテレビ会議・WEB会議でのコミュニケーションにスポットがあたっていますが、地味に電話会議(音声会議)も利用が増えているようです。

電話会議といえばポリコム

最近はPCの性能向上や、ブロードバンド回線の普及によりPCを使ったWEB会議の普及が目覚ましいですが、どこにでも引けるアナログ電話回線を使っての電話会議は昔から利用されてきました。

電話会議についてはもちろんデスクの電話機でも参加できますが、会議室で複数人が参加するとなるとスピーカーホン機能を使ってもあまりおすすめできません。そもそも音質がそれほどよくないアナログ電話ですのでマイクやスピーカーがしっかりしていないととても聞き取りにくいのです。

更に、海外とのやりとりで使われることも多く、ただでさえ聞き取れない英語をスピーカーホンで聞いた日にはもう何を言っているのか全くわからないという感じになります。

そのため、電話会議用のスピーカーホンがいろいろなメーカーから出されていますが、その中で1強といえるのがポリコムのSoundStationシリーズです。

Polycom SoundStation2

「ああ、あのヒトデ型の」と見たことある方も多いかもしれません。

電話会議のメリット

電話会議のメリットはとにかく電話回線があればよいという点に尽きると思います。こちらはブロードバンド回線があっても、相手側が海外や、出先で電話や携帯電話で音声しか対応できないような場合にも利用できます。

通常の電話では複数人が参加する場では使いづらいのですが、SoundStationなどの専用の機器を使えば品質のよいスピーカー・マイクがありますので(苦手な英語は別として)会議にスムーズに参加できます。

また、相手の顔を見ながら話ができるのはメリットもありますが、自宅で参加するなど相手にこちらの映像を見せたくないような場合には音声だけの方がいいことも多いです。

操作も大変簡単で、電話をかけられる方であれば誰でもスムーズに利用可能です。

電話会議システムでの注意点

手軽に導入できる電話会議システムですが、新規で特にオフィスに導入する場合には1点注意することがあります。

会議室に電話の口があるからそれにつなぎたいという相談をよく受けますが、Polycom SoundStation2などの音声会議システムは昔ながらのアナログ回線が必要です。
会議室にある電話の口は多くがボタン電話などの電話機用のため、そこに音声会議システムをつなぐことはできません。

必要になるのが純粋なアナログ回線か、ISDN回線利用のアナログポート、ひかり電話などのブロードバンド回線利用の電話の回線です。簡単に言うと家庭用の電話がつながる回線ならOKです。

多地点間で電話会議を行うには

電話会議システムの機能は電話機と同じなので、1対1で行う場合には問題ないのですが、3拠点以上で会議を行いたい場合には専用のサーバーが必要になります。相手側から接続先を指定された場合にはそこに接続すればよいのですが、自前で複数拠点接続の電話会議を開催したい場合にはサーバーの利用が必要です。

電話会議用のサーバーは一般的にはあまり販売されておらず、サービスプロバイダの提供するサービスを利用するのが一般的です。

WEB会議のオプションで提供しているサービスもありますし、専用のサービスを利用することもできます。いくつかの会社がありますが、基本料+1分○円という従量料金のメニューが多いようです。

音声会議に限りませんが以下の会社で提供中です。(詳細は直接確認ください)
コーラスコールアジア株式会社
NTTビズリンク株式会社

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