多地点間でテレビ会議を行う(その3) ➖ RMX2000を使ってみる

MCUを導入しようにも、実際にどのようにMCUを使うのかイメージが湧きにくいと思いますので、Polycomの代表的なMCUのRMX2000の使い方を簡単に案内いたします。

RMX2000利用に必要なもの

RMX2000自体は本体と電源ケーブルしかありませんので、組み立て等は一切ありません。LANケーブルを接続して、初期設定を行えば使うことができます。設置場所は会社のサーバールームやデータセンターがオススメです。

RMS2000の大きさ自体は少し厚めのPCサーバーといったところで、3UサイズでH132.8xW482.6xD400mmです。重さも16kgぐらいと、会議室の隅にもおけるくらいですが、ファンの音がかなり大きいので会議室への設置はお勧めできないです。

また、各拠点からRMX2000に通信が集中する形ですので、回線の帯域は十分に用意する必要があります。各テレビ会議システムの通信帯域☓拠点数で計算してください。

RMX2000に必要なものは以上ですが、初期設定や会議のコントロールを行うには専用のソフトウェアを使うのでWindowsのPCが必要です。設定やコントロールはネットワーク越しに行いますのでRMX2000とは通信できる環境がある場所から行えます。

RMX Manager

RMXシリーズをコントロールするソフトウェアがRMX Managerになります。PCにインストールしてネットワーク経由でコントロールします。

ソフトウェア自体はRMX2000にブラウザでアクセスするとダウンロードできます。通常のソフトウェアと同様にPCにインストールして利用します。

MCUの設定・会議の作成・会議状況の確認やコントロールなどができます。

開催中の会議の状況を確認している画面です

会議の開催

会議を実施するには会議室を作成します。同じRMX2000の中で仮想的な会議室を複数作成可能ですので、本社主催の会議と支社主催の会議を同時に行うようなことも自由自在です。

また、常時開催の会議と利用の都度開催する会議を作成可能で、それらを混在させることも可能です。

それぞれの会議室は固有の番号を持っているため、各拠点のテレビ会議システムから接続する場合には会議室番号を指定して希望の会議室に参加します。また、RMX2000から各拠点を呼び出すことも可能です。

会議の開催は会議室のテンプレート(画面分割のパターンや通信速度などが設定済のもの)を選んで開催時間を指定するだけで簡単に作成できます。

作成されている会議一覧

参加拠点の状況確認

接続する拠点数が多くなると、どこが参加しているのかよくわからなくなってっしまいます。しかし、RMX Managerを利用すれば拠点の参加状況を確認したり、まだ接続されていない拠点を呼び出したりといったことができます。

また、会議は参加拠点を分割表示させることが多いですが、その場合に表示する拠点を指定したりといったことも簡単にできます。

参加拠点が一覧で表示されます。また、接続・切断等のコントロールもできます。
画面分割のパターンや表示する拠点の設定等のコントロール画面

拠点数が多くなった場合にはすべての拠点が表示されるわけではありません。以前、「100拠点接続可能です。」とお客様に説明した際に、「100拠点同時に表示されるのですか。小さくて見づらそうですね。。」と言われました。さすがに100拠点同時に見せるのは需要がほとんどなさそうですね。。

一般的には最大の表示数は16拠点とか、20拠点というのが多いようです。

RMXシリーズの画面分割パターン

中古のMCU是非使ってみて下さい。

高機能でうまく運用できれば大変役に立つMCUですが、いくつかのハードルがあるのは事実です。
・テレビ会議システム内蔵のMCUにくらべてとっつきにくい。
・新品では規模によっては価格が数千万円とかなり高額。
・規模を絞って導入すると運用が面倒。

中古品では新品の価格にくらべて10分の1以下です。全拠点参加できる規模のMCUを導入しても新品とは負担が全然違います。

当店で作成したRMX2000の簡易操作ガイドがありますのでよろしければ参考にご覧ください。

RMX2000簡易ガイド(PDFファイル11MB) → RMX2000_guide.pdf

中古品のRMX2000商品ページはこちら → Polycom RMX2000