テレビ会議システムの海外への持ち出しについて

2016年8月30日

PAL-NTSC-SECAM

 

テレビ会議システムは海外とのやりとりでも利用することが多いですが、海外に

送って利用する場合には少し注意が必要です。

 

注意点は電源と映像出力です。

 

電源はご案内のように電圧やプラグの形が国によって異なります。

しかし、テレビ会議システムの電源はどのメーカーも大体100V-240V

くらいに対応しているので、ケーブルを取り替えたり、プラグの変換

を行えば問題なく利用できます。(もちろん個々に確認は必要です)

 

映像出力については最新の機器については世界共通のHDMI端子で

利用するのがほとんどなのでテレビモニタにHDMI端子があるかを

確認すれば問題ないのですが、少し前の機器についてはそうはい

かないのです。

 

少し前の機器の映像出力については

・ピン端子(黄色)

・S端子

・RGB端子

・DVI端子

といろいろでした。

 

国内利用ではモニタ側に対応した端子があればよいのですが、海外に

持ち出すときには映像方式の確認が必要です。

 

ピン端子/S端子で利用するテレビには主にNTSC方式とPAL方式が

あります。日本はNTSC方式のため、国内で販売されている商品は

NTSC方式で出力します。そのため、機器をPAL方式を採用している

国に持って行った場合には映像がうまく映りません。

 

このような国に持って行く場合にはRGB端子/DVI端子/HDMI端子の

あるテレビ会議システムを選ぶ必要があります。

 

海外まで持って行って映像が映らないとショックですからね。

よくわからなければ事前に相談ください。

 

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