モニタ一体型のテレビ会議システム Polycom編

2020年3月14日

最近はパソコンで手軽にテレビ会議ができるようになってきましたが、会議室で何人も参加する遠隔会議では専用のカメラやマイクがあって、リモコンで簡単に操作ができる専用機型の人気も根強いものがあります。

しかし、社内の複数拠点で会議をするとなると営業所などでは参加者が1名といった会議になることも珍しくありません。そんな拠点にモニタを入れて、専用のテレビ会議を設置して、などと大げさにしたくはないものです。お金もかかるし場所をとって邪魔ですし。

そんな拠点向けに各メーカーともテレビ電話やモニタ一体型の機器をラインナップにそろえてきていました。

もちろん今でも根強い人気があり、当店でもコンスタントなお買い上げがある商品となっています。

ただし、ややニッチな商品といえるのでご存知ない方もいると思いますが、用途に合う時はとても便利なものなので簡単にご紹介させていただきます。まずはPolycomから。

SONYの一体型はこちら→「モニター一体型のテレビ会議システム SONY編


Polycom VSX3000/V700

Polycom では2004年にモニタ一体型のVSX3000が発売されました。手軽にミーティングというイメージで作られたのかもしれませんが、価格もしっかりルームタイプ並だったので、役員が自室で利用というのが多かったのではないでしょうか。私も上場企業の社長室に1台納めたことがあります。
小規模な拠点では場所をとらず、モニタサイズも17インチとあまり大きくないこともあり、手軽に移動できます。現在でも根強い人気があります。ただし、中古品でも入荷が難しくなってきています。

こんなイメージでしょうか。

Polycom HDX4000

2007年に発売されたHD対応のモニタ一体型モデルです。とはいえ、本体とモニタはケーブルでつながっているので一体型とは言い難く、モニタセット型と言ったほうがいいでしょうか。
カメラはモニタに内蔵されており、パン・チルト等はしませんがHD対応ですので、画質は綺麗です。操作性も他のHDXシリーズと全く同じなので運用上も面倒がありません。参加人数の少ない拠点にとっては場所をあまりとらないので便利なシステムです。

HDX4000

Polycom HDX4500

HDX4000に続いてリリースされたのがモニタサイズが24インチと大型のHDX4500です。こちらもHDXシリーズと同じ操作体系なので、HDXシリーズをご利用のお客様にはオススメです。
HDX4000は本体とモニタが別れていたのですが、HDX4500はモニタと一体となっています。ただし、モニタも大型で、本体部分も結構重いので手軽に移動とまではいかないです。別途モニタが必要ないのが大きなメリットと考えてください。

          HDX4500                 横からみたところ

Polycom RealPresence Group Convene

Polycomの現行のラインナップであるGroupシリーズではモニタ一体型のモデルはありませんが、Group300/310/500とAcousticカメラを取付可能なモニタが販売されています。RealPresence Group Conveneです。


Groupシリーズは本体がとてもコンパクトなので液晶モニタに取り付けられるというわけです。デスクトップPCと同サイズのHDXシリーズではこうは行きません。
しかも、機種を選べるので必要な機能をそのまま利用できるという優れた発想です。取り付けるのも大変簡単で、持ち運びにも便利です。

モニタの背面にGroupの本体を、上部にAcousticカメラを取り付けます。


各商品とも当店で取り扱いしておりますが、モニタ一体型は箱に入れるとかなりかさばるので、あまりたくさん在庫は持っていません。商品によりますが、在庫はなくても取り寄せ可能なものが多いのでお気軽にお問い合わせ下さい。

当店での各商品紹介のページ
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